Ordinary World

ヤフーから引っ越してきました。

たかが世界の終わり


『たかが世界の終わり』本予告

 
やっと、やっと今日から上映!待ちくたびれた~~
 
12年ぶりに息子が帰って来る…もうこれだけで切ない。
家族でありながら12年も会ってないってね。。。
会うことは楽しみにしていたのに、
この家族は12年ぶりに会ったルイを目の前にして
怒鳴り合いばかりをする。
何とまぁ不器用な人たちなんだろうとも思うが、
私もどちらかと言えばこっち寄りの人間だ。
血の繋がりというものはある意味残酷で、
一番心配している相手のはずが、思ったことがポンポン飛び出して
攻撃してしまうんだろうなぁ。
言葉と裏腹な感情がそこにはある場合もある、無い場合も。
 
そんな中、血縁の無い兄嫁カトリーヌの存在というのが
よかった、演じたマリオン・コティヤールが一番印象に残った。
良い意味で、無知な中立の立場を弁えている一番賢い人物だった。
カトリーヌが居なかったら、ルイは何しに帰って来たのか
本当に意味が無かったかもしれない。
例え帰郷の理由を話せなかったとしても。
 
ベタベタの家族愛の映画は苦手だ。
この滲み出る感じがさすがと言うしかない!
ギャスパー・ウリエルのどアップはただただ美しかった(*^_^*)
 
 

ドラン作品の音楽も好きなんだけど、今回も素晴らしかった♪
オープニング曲の歌詞の閉塞感は映画にぴったりだった。
笑えたのは、昔流行った「恋のマイアヒ」がwww
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ネオン・デーモン

 
2月の終わりに珍しく熱が出るほどの風邪を引いてしまって、
それ以降あちこち不調で、
3月に観に行く予定にしていた映画が観れなかった。
オアシスのスーパーソニック、ショコラ、スノーデン、、、
観たかったなぁ。
 
やっと映画館へ行く元気が戻ってきたので久々に観たのはこれ!
 


エル・ファニング 映画 『ネオン・デーモン』 予告編

 
カンヌで真っ二つになったワケはわかるような気がする。
凄く残虐な内容で、ヘンタイちっくでもあり、
嫌いな人は大嫌いだろうし、好きな人は大好きなんだろう。
 
その残虐さやドロドロした部分をスタイリッシュな映像や音楽で
あたかも美しいものにしているのは、
こういう業界の象徴なのかもしれない。
全然違うかもしれないけど、昔は、アイドルはトイレも行かないと
信じている人がいた(?)ような、妄想の美の世界。
妬みって、人間の感情の中でもとても厄介なものだと思った。
ダコタとエルの姉妹ももしかして…?
 
映像はスタイリッシュだったけど、私好みでは無くて、
音楽のほうに惹かれた作品だった。
Sweet Tempest - Mine がカッコイイなと思って調べたら
デンマークのデュオらしい。
エンディングはSiaだったなー♪
そういう点も含めると私は好きなほうに入るかな(*^_^*)
 

 
 
 
 
 
 
 

ブルーに生まれついて

 
 
 
 
 

映画『ブルーに生まれついて』予告編
 
 
この前「誰のせいでもない」を観に行った時にあった
この予告編がとてもステキで是非観たいと思い、
今週2度目の劇場鑑賞!この映画館は街中にあるから、
サービスデー以外でも、契約駐車場の駐車券があれば
¥1100で観ることができる!
そうでもしないと駐車料金払ってまで観に来る人は少ないものね。
 
ジャズトランペッターのチェット・ベイカーさん、全然知らない人です。
「My Funny Valentine」と聞けば、あー何となく聞いたことあるかも。
映画の中ではイーサンが自ら「My Funny Valentine」歌っていて、
これがステキ♡うっとり~♪
ただ、チェット・ベイカーはドラッグで身を滅ぼした人だった。
ミュージシャンでは珍しくは無い話だけど、、、
 
私としてはチェット・ベイカーがどーのこーのというよりも、
シーンの一つ一つが綺麗で
そのバックで流れる物憂げなトランペットの音が印象的だった。
イーサン・ホークも地味に息の長い、いい俳優さんだな。
ちょうどマイルス・デイヴィスと同年代に活躍した人らしくて
マイルスも登場していたけど、別の階で
「MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間」という
映画も上映していた。両方観るのもいいかも、でもスルーで!
 
今日も大人な映画で満足度はかなり高めだった(*^_^*)
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

誰のせいでもない

 
11月に公開になった映画を今頃やっている。
地方住まいってホント泣ける。
そのおかげでフランコを劇場で拝めたのは嬉しかった♡
11月は休みなく働いていたし、映画を観る心境でもなかった。
 
ヴィム・ヴェンダースの映画が特別好きというわけでもない。
気力のあるときでないと借りられないという印象だし。
今まで観た作品も多分3~4本くらいだと思う。
 
この映画も抑えた作品だった。
起きた事故というのは本題ではなく、
それぞれの感情の移り変わりというか、、、ムズカシイな、
作品のHPには感情のランドスケープと書いてある。そういうこと!
その感情を3Dで表現してあるそうだけど、2Dでの鑑賞だった。
3Dはいらないような気がしないでもない、、、
 
感情を表現することは映画では当たり前のことだと思うけど、
最近では当たり前なことから反れてしまった作品が多いので
これはすごく役者さんの演技にかかっている作品だと思った。
感情を荒立てる場面も何箇所かあったけど最低限で、
このミニマルな演技で感情を表現するという意味では
素晴らしいキャストだったと思う。ジェームズ・フランコ
いい役者さんだ、イケメン贔屓無しでそう思う。
シャルロットも最近はアブナイ作品でお目にかかることが多かったから
ある意味普通の演技がとても良かった(*^_^*)
 
大人は自力で再生できるかもしれない。
けど、事故当時子供だった被害者の兄が
このストーリーの中で一番心に傷を負っていたかもしれない。
大人とは全く違った感情が蠢いていて、
いつまでも振り切れない思いが吹っ切れた瞬間のラストシーンが
爽やかな印象さえ残った。
重いテーマではあったけど決して陰鬱ではない作品だった。
いい原題だ「Every Thing Will Be Fine」
 
 

今日行った映画館では、上映予告がワクワクするものが多くて
中でもコレ!!!
 
楽しみーーー♪
密かに「わたしはロランス」「マイ・マザー」も鑑賞済み。
以前はダメと思った作品も観てみれば素晴らしかった!
何だろ、これ(^_^;) 
 
いつもお子ちゃま向けのシネコンばかり行っててチェックもしてなかった。
今年はできるだけ劇場に足を運ぼうと思う(^_^)
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ヤクルト提供Dr.ストレンジ

今年劇場鑑賞3本目は「ドクター・ストレンジ
 


アベンジャーズがワンちゃん化?『ドクター・ストレンジ』特別映像

 
これは観るつもりはなかった、全然。
でもアベンジャーズシリーズを制覇するためには必見だと聞いて…
恐るべしアベンジャーズ縛り…('_')
 
「沈黙」の余韻が濃すぎて、まぁまぁだった。
苦手なマッツ・ミケルセンが悪役だったし、
カンバーバッチもそこまでファンではないので、
何処を見ればよいのか分からず。
一番良かったのはやっぱりエンディングの特典映像だったのかもw
次はロキが出るのね!?ヽ(^o^)丿
 
アントマンではヤクルトの映像が出たけど、
この映画でもヤクルトの看板が出てきたのは見逃さなかった。
スポンサーってわけではないのよね?
「時間」というテーマのようなものはあったけど、
この手の映画に意味はいらないです、派手にテンポよくさえやってくれれば!
 
 
 

 

不思議なきっかけ

 
 


映画『沈黙-サイレンス-』本予告

 
友人と何の話をしていたのかは忘れたけど、
流れで遠藤周作の話になったことがあった。
その時は、元々多く本を読めない私が遠藤周作を読むことなんか
この先もないだろうと思って軽く聞いていた。
その直後、ネットでこの予告編を見て、ん!?と思い、
このタイミングで遠藤周作が来るってなんて不思議なんだろうと思った。
これはきっと見なければならないというヘンな使命感を与えられた気がした笑
星野道夫の時もこんな感じだったなー。
何よりも窪塚洋介を見てみたかった。邦画見ないくせに何故か・・・(^_^;)
 
とは言っても何だか難しそうだし、多少は遠藤周作のことを
予習して行くほうがよさそうだと思い、
本を読んでいたのでは映画が終わってしまうので、
NHKの番組でさらっと予習してから映画館へ出向いた。
この番組では「沈黙」の文章の抜粋もあって、本への興味も深まった。
恐ろしい拷問の様子を映像で観ることに耐えられるかは心配だったけど。
 
やはり神のことや宗教観は消化できないところが多くて
後半は私にはとても難しい会話が続いた。(退屈という意味では無い)
一日経った今日、余韻がまだ全然引かない。時間が経てば経つほど
じわじわくるような気がする。
私ごときが沈黙の意味を語れるわけもなく、
これから原作も読んでまたいろいろ感じたいとも思った。
 
日本人俳優陣、すごく良かった!
見たかった窪塚洋介演じるキチジローが、ロード・オブ・ザ・リング
ゴラムに重なったのは私だけかな~?両者弱き者で、いつも何かから
隠れているちょっと猫背な風貌もよく似ていた。
パードレ!が耳から離れない、、、
私は初対面の塚本晋也、これが窪塚以上に素晴らしかった!
あの処刑のシーンは怖かったけどしっかり見てあげた。
イッセー尾形が少しかわい過ぎたような気もしたけど、
海外の評価は彼が一番良かったよう?
このイノウエという人物については、原作のほうが詳しく書いてありそうなので
また見方が変わるかもしれない。
アンドリュー・ガーフィールドもすっかりいい役者さんになって!
 
残念なことは、まだ上映中に携帯いじる人がいるってこと。
それ以外は2時間半越えの長さも感じることなく、
この映画らしいエンドロールさえも素晴らしかった。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

こんなところにリリー・アレン

リリー・アレンが反トランプデモで歌ってる!
しかもルーファスの名曲を(*^_^*)
 

Going To A Town - Lily Allen (Rufus Wainwright cover)

 
トランプ就任も悪いニュースばかりが毎日流れている。
誰かが言っていた、
終わってみればあら!トランプはいい大統領だったじゃない!
と言えたらいいのにな、と。
まだ始まったばかり、混乱した世の中を収集するためには
まだまだ時間がかかりそうだ。混乱したままかもしれないが――。
 
 
I'm so tired of you, America~
 
 
それを抜きにして、いい声だ~♪