Ordinary World

ヤフーから引っ越してきました。

たかが世界の終わり


『たかが世界の終わり』本予告

 
やっと、やっと今日から上映!待ちくたびれた~~
 
12年ぶりに息子が帰って来る…もうこれだけで切ない。
家族でありながら12年も会ってないってね。。。
会うことは楽しみにしていたのに、
この家族は12年ぶりに会ったルイを目の前にして
怒鳴り合いばかりをする。
何とまぁ不器用な人たちなんだろうとも思うが、
私もどちらかと言えばこっち寄りの人間だ。
血の繋がりというものはある意味残酷で、
一番心配している相手のはずが、思ったことがポンポン飛び出して
攻撃してしまうんだろうなぁ。
言葉と裏腹な感情がそこにはある場合もある、無い場合も。
 
そんな中、血縁の無い兄嫁カトリーヌの存在というのが
よかった、演じたマリオン・コティヤールが一番印象に残った。
良い意味で、無知な中立の立場を弁えている一番賢い人物だった。
カトリーヌが居なかったら、ルイは何しに帰って来たのか
本当に意味が無かったかもしれない。
例え帰郷の理由を話せなかったとしても。
 
ベタベタの家族愛の映画は苦手だ。
この滲み出る感じがさすがと言うしかない!
ギャスパー・ウリエルのどアップはただただ美しかった(*^_^*)
 
 

ドラン作品の音楽も好きなんだけど、今回も素晴らしかった♪
オープニング曲の歌詞の閉塞感は映画にぴったりだった。
笑えたのは、昔流行った「恋のマイアヒ」がwww