Ordinary World

ヤフーから引っ越してきました。

ホワイトゴッド

ずっと観たいと思っていたこの映画がとっくにレンタルになっていた。

主婦には忙しい季節だが、イブは映画を観て過ごすというのが
何となく私流のクリスマススタイル。
 
リルケの一節で始まる物語。「恐ろしい物語は愛を必要とする」
オフィシャルサイトには
「最愛の友から、身勝手な人類たちへ」とある。
観る前から言わんとすることは分かってしまったが、
最初に牛の屠殺場のシーンがあって、皮を剥ぐところから容赦なく見せられて
いや、見せられそうになったからそこはどうしても目を背けてしまった。
それなのに普段平気で肉を料理し食べてる私たち。
この私の行動こそが典型的な身勝手人間なんでしょう。
 
ハンガリーで雑種には税金をかけるという法律が成立し
犬を飼うために税金などびた一文払いたくないという父親に
愛犬を捨てられてしまうという何とも惨い話。