Ordinary World

ヤフーから引っ越してきました。

映画の中のカメラ

気が付けば、Tポイントカードを2013年から更新していなかった。

2年?3年?どのくらいTSUTAYAに行っていなかったかわからないけど、
久々に自分の意志でDVDを借りて来た♪
ディスカスという手もあるけど、できればお店でじっくり選びたいんだな~
CDの購入もそれができなくなって、映画のレンタルももう時間の問題かも。
というのも、以前より更に洋画のコーナーが縮小されていて、
並んでいるのはホラーやアクションが主。
私の観たいジャンルが少ない…これではすぐに行き着いてしまう…。
 
そんな雑踏の中から今回はアキ・カウリスマキ作品をありったけ借りて来た。
ありったけって言ってもこんな小さな田舎の店舗にあったのは3本だけ。
とりあえず「愛しのタチアナ」を観た。
あの独特の「間」のおかげで、背景の美しさやディテールを
じっくり見ることもできたけど、眠くもなったことも否めない(^_^;)
 
その中でカティ・オウティネン演じるタチアナが首からぶら下げていた
カメラに目が行った!一時停止を押す、スメ8だ!かわいい~♪
スメ8とは、SMENA8Mというロシア製のトイカメラの通称。
欲しい欲しいと思いつつ、とりあえずスメ8に付いているレンズを
デジタル用に改造したものを買って、私も愛用している♪
タチアナはパー子のようにバシャバシャとは撮らないものの、
時折、ケースから出してファインダーを覗く姿を見て、
彼女こそが元祖カメラ女子か、と思った。(^_^)
このカメラをタチアナに持たせた監督のセンスが好き!
 
「愛しのタチアナ」には「浮雲」も収録されていたという、
一粒で2度美味しいラッキーもあった。(^_^)vまだ観てないけど。
 
ネットで見つけたカウリスマキ監督の言葉、
「本当の映画とは光だが、デジタルは電気だ」――
はい、仰る通りです。写真もそうだと思った。
ただ、悲しいことに現代では電気に頼らずにはそれらを楽しむことができないのです。
そう思いながらも、久しぶりにカメラにフィルムを入れてみた。(^_^)v
撮り終えるのはいつになることやら…。